1つの箱からまた歯車は回り出す。(Squad Leader!)

CategoryうぉーげーむDeGoGo!
Squad Leader!

30数年間開けたことなかった。
18で実家を出てから関西圏を含む数回の転居を経て現在の場所に落ち着いているわけだが、
その間も開けられること無く紛失する事もなく手元にあった箱である。
転居のたびにしか目にすることがなかったこの箱をふとしたきっかけで昨年末に
手に取り開けてみたのである。

小学生の低学年の頃から近所の大学生(当時)の「お兄さん」の影響で
1/72、1/76の戦車のプラモデルを使って遊ぶ「ミニチュアウォーゲーム」に
夢中になっていた。
小遣いを握りしめ駅前のおもちゃ屋に駆け込み今日はどの戦車(プラモデル)を
買おうかと悩んだものだ。
「この間はプラガ(ドイツ軍戦車)だったから今日はシャーマン(アメリカ軍戦車)か
ロジーナ(ソ連軍戦車)だなぁ~」(フジミ(プラモデルメーカー)のボックスアートの
戦車名称で3台とも正式名称はまた違うのだが)なんて悩んでいたのも束の間、高学年に
なる頃にはボードの地図上で厚紙の四角い駒を機甲師団や歩兵師団としてを気軽に
ウォーゲームができるキット?!がアメリカから日本に入ってきた。
早速プラモデルより高い(当時1/76、1/72スケールの戦車モデルが¥200~¥300)
シュミレーションウォーゲーム(¥3,000~¥12,000位)をチマチマと半年ぐらい小遣いを貯めて
購入してミニチュアウォーゲーム仲間とプレイしてみる。(作戦級)
面白いんだけど当時小学生だった私にはどうも厚紙の駒1つで101空挺師団やらパンツァー
レーアだと言われても・・・

そこで今まで遊んでいたミニチュアウォーゲームに近いものは無いかと調べてみる。
ネットなんて無かった時代なので近所の書店にて立ち読みで調べるのだ。
そしてこの画像の箱に行き当たる。
このゲームは戦術級ウォーゲームのカテゴリーに入り、駒1つで戦車1台、1分隊、指揮官1人
対戦車砲1門に相当する、これなら今まで遊んでいたものに近く、プラモデルを組立て塗装する
手間もいらなければ町を作るための鉄道模型用建物を手に入れなくてもいい。
ゲーム自体は当時でも高価なものだったのだけれどもトータルコストは安く済むよななんて
子供なりに考えお年玉で購入した。
そしていざ始めてみると前に遊んだ作戦級のウォーゲームに比べると単位が細かい分
ルールブックも厚く子供からみると手順が多すぎる。
それでもせっかく買ったんだし、ミニチュアウォーゲームで遊ぼうと思うと最低でも用意に1ヶ月は
かかったので手軽に遊ぶために相手と了解の上ルールを省略したりして楽しんだ。
そして中学生になり、小学生とは違う学校生活で部活や受験勉強に時間が取られ自然に
(そんなに真面目ではなかったが)
ウォーゲームから離れていった。(楽器をはじめたのもその要因である)
ただ、服装や雑貨等の趣味は子供の頃からのミリタリーエッセンスが抜けなかったので
その手の書籍や情報は今に至るまでチェックしているのだが。

箱を開けた途端、紙の懐かしい匂いに何かが反応してギシギシと音を立て錆び付いた歯車が
再び回り出し、思考が30数年前に飛び、当時の事がフラッシュバックする。
そしてこのゲームでまた誰かと遊んでみたいと素直に思った。
「当時の友達に連絡を取ってみるか?待てよ、ネットでその手のゲーム会みたいなもの
を検索してみよう」そういう意味では今はいい時代だ。
調べてみるとそういうゲーム会は首都圏近郊でもいくつか休日に開催されていて
遊び相手には不自由しなさそうだ。
これから人生の黄昏時を迎えるにあたって「縁台将棋」ならぬ「縁台ウォーゲーム」で
ビールを1杯!なんて老後?!を迎えられればまずは上々なのでは無いだろうかと思っている。


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