日乗 2013.02.16

Category未分類
屋上から見上げる空は高く青く視線を下ろせば街並みは
いつもといささかちがって見える。
教師の目を盗んでは校舎の屋上に上がり煙草をふかしていまだ
焦点が合わない不確かな未来へ思いをめぐらせいたあの頃から30余年、
今になってまた校舎の屋上にのぼる機会が多くなった。
(もちろん仕事上だが)

校舎の屋上から望む。

あの頃より空や街並みは幾分くすんで見えるような気がする。
これまでの過ごしてきた時間と比例してそれなりに精神に「垢」が着いたということか。
しかし、精錬・清浄なことが必ずしも最上とは限らない。
綺麗すぎる水には魚は住まないし、精錬された金属は意外と脆いものなのである。
そういう意味ではこれまで過ごしてきた時間は無意味ではないのだが
失ったものも多いように思う。

渡り廊下走り隊(笑)

校庭では野球部の打球が奏でる金属音が響き、渡り廊下から聴こえる女学生の
話し声、水飲み場の蛇口から流れる水の輝き、放課後の匂いだけはあの頃と変わらない。

スポンサーサイト

0 Comments

Post a comment