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軍曹亭!

軍曹亭!

小学生の頃、半ドンの土曜には昼食もそぞろに外へ飛び出して行くのが
いつものパターンなのだが、たまに14:00ぐらいから放送している
邦画のプログラムによってはブラウン管に釘付けになった。
東宝や大映作品がメインだったと思うのだが、駅前社長シリーズや兵隊やくざシリーズに
混じってたまに子供向けの特撮作品も放送していた。
ビデオデッキもないこの時代、ゴジラやガメラがTVで観れる魅力の前では
野球も缶蹴りも色あせるというものだ。
その中でも子供心に異色だった作品がいくつか存在している。
その中の1つと言うことで今回のタイトル、「妖星ゴラス」である。

1962年公開のこの作品はまさに妖星と言うにふさわしい燃える惑星「ゴラス」
が地球に向けて近づいてくる中、地球の軌道を変えてそれを回避しようと奮闘する
人々を描いた作品だ。
子供的には怪獣が(らしきもの?!、後にウルトラQでリメイクされ怪獣として登場してる)
ほんの少ししか登場しないので消化不良気味だ。
その代わりと言ってはなんだがオープニングで
見せる水野久美嬢のブラの肩紐と中盤での入浴シーンにかなりドキドキした
記憶がある。

この年になってつい最近この作品を観直してみる機会があった。
まぁいつものごとくケーブルTVの邦画チャンネルでの視聴になるのだが。

もちろんCGなど言葉も存在していない時代のセット(南極の巨大ロケット推進基地)
の造り込みの凄さは当たり前なのだがそれに加えて出演者の豪華さである。
先ほど書いた(敬称略)「水野久美」はもちろんのこと先日鬼籍に入られた「池部良」や
「白川由美」「佐原建二」「田崎潤」「志村喬」「上原謙」「西村晃」「久保明」「平田昭彦」など
錚々(そうそう)たるメンバーである。(天本英世(死神博士)もちらっと出ています)
現在ではこのクラスの実力がある演者を集めることはほぼ不可能であろう。
まさに当時の「東宝オールスターズ」と言っても過言ではない。

子供の頃は「特殊撮影」の部分しか目に付かなかったのだが(水野久美嬢のお色気シーンにも反応したが)
年とともに演者の動きや背景の街角などに目が行きやっと作品全体を楽しめるように
なったのかなと思う昨今である。

大人になるのも悪くないということか(笑)
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最終更新日-0001-11-30
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