357マグナム、次元大介という男

Category未分類
「ボンジュール、ボンソワール。
これぞ、ルパン三世。怪盗アルセーヌ・ルパンの孫。
クールタッチのゲパルト、天才アクションに生きる男。
そのパワースケールが世のゴキブリ野郎共をダメージする。」

1971年から1年間放映されたアニメシリーズのパイロットフィルム(1969年製作)
のオープニングナレーションである。
それまでの安保・学園紛争も下火になり熱く加速していた世の中から
ダルでシラケムードが世に蔓延しつつある頃に誕生したダーティヒーロー
(このナレーションの言葉チョイスにも時代のセンスがうかがい知れる)
車や腕時計、銃器にいたる小道具や台詞の言い回しにこだわり、主人公が殺人も辞さない
クールさが当時、時代の先端を行っていたため当初は低視聴率に悩んだが第2シリーズで
ターゲット年齢を落として以降の人気ぶりは言うまでも無いだろう。

現在、85年以来27年ぶりのTVシリーズが深夜に放映している。
ファーストシリーズを髣髴とさせる作品全体のトーンはリアルタイムで観ていた
世代にも及第点だろう。

私は幼少の頃にファーストシリーズを視聴した世代であるが、その頃から
変わらずの「次元大介」フリークだ。
細身のスラックスにS&W(スミス&ウェッソン)M19コンバットマグナムを隠し持ち、
時にはスナイパーライフル、対戦車ライフルも使いこなすニヒルな早撃ち0.3秒のガンマンである。

次元大介1

なんと言ってもこのM19というリボルバーのチョイスが良い。
本来、それほど威力の強くない38スペシャル弾用の小型のKフレームで357マグナム弾を
(38スペシャルと357マグナムの弾の直径は、ほぼ同じ9mmで炸薬量が多いマグナム弾の
方が薬莢が長い)
撃てるようにしたモデルなので扱い、手入れには若干の繊細さが求められる拳銃を
相棒にする、そのところのこだわりがまたたまらないのである。

M19

今回のシリーズではそのM19がどうやって彼の相棒になったかの話もあり、そのくだりは
まさにハードボイルドで哀愁が漂っている。
そしてM19の前に彼は「ルガーP08」を使っていたことが解かる描写もあるのだ。

ルガーP08

こちらもルパンの「ワルサーP38」に比べるとマメな手入れを要する繊細な拳銃であるが
私的にはハンフリー・ボカードとマリリンモンローのファンでバーボンとポールモール(煙草)を
こよなく愛する彼には「S&W」のエンブレムが良く似合うと思うのだが・・・
せめてオートマチックならM39辺りが妥当ではないかと。
(DA(ダブルアクション)機構もルパンのP38の借用部分が多いので)

M39

因みに今シリーズでの彼の名台詞は
お互い撃ち合って決着が着かずさらに撃ち合おうとしたところでの
ルパンの「マグナムの7発目なんて聞いた事が無い」(リボルバーのほとんどは、装弾数が6発)
に対しての返しのこの台詞!「ワルサーの10発目もな!」
(ワルサーP38の装弾数はマガジン8発+薬室1発)

数撃ちゃいいってもんでも無いんだぜ!
「男は黙って6発?!勝負!」かくありたいものである。

次元大介2
スポンサーサイト

0 Comments

Post a comment