大正テレビ寄席

CategoryざつだんDeGoGo!
在阪中、大阪の友人達と話していると、よく出てくる話題に子供の頃、
土曜の午後は急いで学校から帰りおかんの作ってくれた昼食のやきそばを
食べながら「吉本新喜劇」を観るのが至上の幸せだなんてことを聞いたものだ。
残念ながらこちら(関東)ではこの「吉本新喜劇」は放映していないので
私にはその幸せはわからない。
以前は寄席中継ってたぐいのやつをかなりやっていたような気がするが
今ではほとんどそのような番組を見かけなくなった。
(大阪には昭和初期まで結構な数の「寄席」があったのだが現在は2006年に
出来た天満天神橋繁昌亭だけである)

寄席中継はそれが録画であってもある意味「LIVE」だ。
その場に観客がいるので演者はその反応をダイレクトに感じることが出来る、
しかし、それは演目、ギャクが本当に受けているか受けていないかということが
その場でわかるという怖さも内包している。
寄席を観に来ている観客は金を払って観に来ているのである。
だから面白くなければ絶対に笑わない。
昨今のお笑い番組のように後から笑い声をかぶせたりする小細工は到底効かない。
はたしてこのプレッシャーに耐えられる芸人が現在どれだけ居るのだろうか。

と少し話が脱線してしまったが、関東で件の「吉本新喜劇」に匹敵する番組は何かと
考えてみると・・・
そう、日曜のお昼にブラウン管から聴こえてくるユルいウクレレの音色と「日曜のお昼だよ~♪」
の「牧伸二」氏のとぼけた声ではじまる「大正テレビ寄席」がそれだろう。
この時間にそれこそやきそばではないが私も母親が作ってくれたラーメンを
すすりつつ至上の幸せ?!を味わったものだ。
この番組は1963年~1978年までNET(テレビ朝日)で放送された
演芸番組でもちろん番組タイトルの通り提供は「大正製薬」である。
私は世代的にこの番組の後半クール?!を主に視聴していた訳だが、落語、コント、漫才
などの演目の間を繋ぐ「牧伸二」氏の各コーナーがお気に入りだった。
「バーゲンだよ~」の掛け声ではじまりテキ屋姿で観客とチャリティーオークションをする
「マキシンのバーゲンセール」が特に印象に残っていて今でもコンビ二などで「あゆみの箱」を
見かけるとつい「牧伸二」氏を思い出し「あ~あぁやんなっちゃった♪」なんて鼻歌が出てきて
しまうこともあったりする。

こんなことをつらつら書いていると「やっぱり上野なんだよな」と最近悟った?!ばかりなので
自腹を切って笑いに鈴本演芸場にでも行ってみようかと思うのである。

大正テレビ寄席・・・

因みに・・・

「吉本新喜劇」はNETで「大正テレビ寄席」はMBSで放送された時期があるらしいのだが
お互い受け入れられず双方打ち切りになっている。
これはお互いがどうのと言う訳では無く単にお笑いスタイルの東西の違いという
ことで。(東西の違いは身をもって体験しているのだが、笑)
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