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とらや。

CategoryざつだんDeGoGo!
とらやの羊羹。

とらやの羊羹はそれを持って謝りに行った事はあるが、もらった事はない。
大概は金の延棒が如くずっしりと重さがある羊羹が2本入った桐の箱を恭しく差し出して
すいませんと相成るわけである。

とらやは室町年間の後期に京都で創業して御陽成天皇の頃から御所御用達となり、明治2年
の東京遷都の際、一緒に東京にやってきた菓子屋である。
京都人に言わせると「とらやは天皇さんにちょいとついていってるだけやさかい、そのうち天皇さんと
一緒に京都に帰ってきますわ」って言っているらしいのだが、そこは安心?!してもらいたい。
貴方?!や私が生きているうちはおろか少なくとも天変地異でもない限りそんな事は無いと思いますので。
京都人のそういうところが少し鼻に付くと思う今日この頃である(京都人を敵に回したかな?苦笑)
ってな余談は置いといて、ひょんなことでその「とらやの羊羹」をいただいた。
別にその方が私に謝罪しに来て、いただいた訳では無いのだが。

ミニサイズの羊羹が4本入ったセットなのだが、やっぱり箱のサイズにしてはずっしりと重い。
その中の室町からある小倉羊羹「夜の梅」を食べてみた。
「夜の」が付くとなにやらあやしい想像をしてしまう下世話な私ではあるのだが、そうではなく
切り口の小倉の粒が羊羹の黒に白く咲く梅の花のようなのでこの名前がついたらしい。
(室町当時の和歌にも歌われているとか)
とにかく脳髄に響く程甘い。(個人の印象)そして今のデザートに比べると歯応えがある。
これはやっぱり、ばあちゃんが奥の戸棚から一切れ出してきてはお茶受けに食べるお菓子なんだと実感。
口の中いっぱいに広がった甘みをお茶で洗い流す食べ方が1番合っているのだろう。

この歳になるまで「とらや」の羊羹を食べた事がなかったが、若い時に食べていたらきっと「美味い」
とは思わなかっただろう。今だからこそこれもアリかなと思える味ではないだろうか。



あっ!「とらや」違いだった(笑)

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