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軍曹亭!

軍曹亭!

前回のおはなし

【立石】

初夏の陽射しをてっぺんに受け、車は岬の向こう側を目指す。
きっちり岬沿いを走りたいところだが、城ヶ島の方は寄らずに山側からショートカットして
また134号に合流して京急「三崎口」駅の前を通る。
「三崎口」行きの京急車両は昔から幾度も見た事があるのだが、駅そのものを見たのは初めてである。
駅の外観からもこれ以上先には鉄路がない終点駅だと容易にわかった。
何か、在阪中に車で倉敷近郊に仕事で訪れた際、道路標識に「広島〇Km」という文字を見つけた時と
同じ、果てに来た感?!が少し胸をよぎる。
「三崎口駅」を右手に見ながらここから134号を北上する。
風景がのどかで思わず「リタイヤしたらこんな所に住むのも良いかも」という私に「堀場氏」が
「三浦市は財政的にキツいから病院とかの公共施設が薄いし、車じゃ無ければバスしか移動手段が
無いからかえって年寄りには厳しいよ」との的確な回答。
当たり前だが、ぱっと見の印象だけではその地域の深い所までは見えない。
それに霊感?!が強い彼の話だとこの辺はかなり「心霊スポット」が多いとのこと。
くわばら、くらばら。

更に北上してまた横須賀に戻り陸自の武山駐屯地と海自の教育隊を過ぎて道路が海沿いになるとそこは
もう「相模湾」である。
「立石公園」前のカフェレストラン「MARLOW」の駐車場に車を停める。

カフェレストラン「MARLOW」!

酒も煙草も嗜まない甘党(かな?)の「堀場氏」オススメの美味いプリンが食える店という事で
その辺も彼にお任せした。
(横須賀はもちろん葉山にも店舗があってこの辺ではかなりの人気店らしい)
煙草を吸わない「堀場氏」には悪いのだが、店も混雑していたのでこの暑い中、外のテラス席に
3匹のおっさんが陣取る。

テラス席から相模湾を望む。

各人、種類の違うプリンにレーコーをオーダーして3匹のうち2匹のおっさんは煙草に火を点ける。
青い空に溶けて行く白い煙。

「相模湾!相模湾!相模湾だねぇ〜水面がキラキラ眩しいねぇ〜向こうに見えるは伊豆かぁ」と私、
「相模湾、相模湾ってうるせーよ、ここはニースだよ、ニース!ニースって思えば気持ちが豊かになるだろ?」
「ニースじゃねーよ!いいんだよ!相模湾で、それだけでもテンション上がるぜー!」
「なにそれ?おまえ相模湾になんかあんの?」
「まぁ、まぁ」
どこに行ってもこの調子である。
ここで、はっ!っと我に帰る私、今までセンチメンタルな要素が1%もねぇ。
気をとりなおしてセンチメンタル系の(結果的にはそうでは無い)お題を出してみる。

「あのさぁ、初めての女どんな娘だった?」と言った後、後悔?!した。
これって男子校の放課後部室的話題だよなと。
夏の太陽を受け、キラキラと輝く相模湾の水面を背景に50男3匹が思春期の嬉し恥ずかしな体験話を
順番に話して行く。側から見たらいい年したおっさんが集まって話してる話題がこれかよ!おバカ全開だな。
と思われてもなんの反論も出来ない。

「H左衛門尉」のアンサーに少し期待したのだが思った程のことはなく至って普通で…
(つまらないヤツだ)
かえって普通だろうなと思っていた「堀場氏」の方がある意味ロケンロール(笑)で、おおっ!と思ってしまった。
(やはり人は見かけで判断しては行けない)
ん?!おまえはどうだって?まぁ、ご想像にお任せしよう。

カマキリも暑いらしい。。

あまりの暑さにカマキリ小僧も涼を取りに氷水の入ったウォーターピッチャーに登ってきて
おっさんの思春期話に耳を傾けていたようだが、どうしょうもない馬鹿話加減にどこかに行ってしまった。
やっぱりセンチメンタルとは程遠い。。

つづく!


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最終更新日2017-07-18
Posted by

Comments 2

There are no comments yet.
yb-tommy  
>「あのさぁ、初めての女どんな娘だった?」

すいません、ひとりで声あげて大笑いしてしまいました。
そしてコメントせずにいられませんでした。
この反応でいいんですよね!

2017/07/19 (Wed) 01:09 | EDIT | REPLY |   
軍曹亭!  
yb-tommy殿

そこは笑ってもらったりツッコんでもらう所なのでOKです。
まぁ、男はいくつになってもガキンチョって事で。。

2017/07/19 (Wed) 10:12 | EDIT | REPLY |   

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