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プライベート・ソルジャー(映画日記 2016.03.09)

CategoryえいがDeGoGo!
相変わらずの邦題センスの無さに脱帽。(脱力?!)
TV映画プライベートソルジャー(1998年、放映)を視聴。
映画「プライベートライアン」が同年公開なので、さもありなんの邦題
なのだが私感ではその「プライベートライアン」より数段良い作品だと
思っている。
TV映画なので細かい装備関係に金が掛けられない分ちゃんと話で観せている
ところも好感が持てる作品だ。
さすがは「ハンバーガーヒル」のジョン・アーヴィンである。

プライベートソルジャー1

プライベートソルジャー2

「血のバケツ」というありがたくない異名を持つ、アメリカ陸軍第28歩兵師団の
「ヒュルトゲンの森の戦い」を舞台にあまりの損耗率のため3日で軍曹、少尉と昇進した
1兵士の話である。(第28歩兵師団はこの戦いで全滅に近い損害を受けた直後後退した
先でドイツ軍最後の攻勢「ラインの守り」(バルジの戦い)を更に受けるという誠に
「ハードラック」な歩兵師団、それが故の赤い師団マークからの異名である)
「ヒュルトゲンの森」の薄暗い情景も相まった重い感じの作風でそれこそ隠れた名作と
言ってもいいだろう。

原題は、「When Trumpets Fade」(トランペットが消えるとき)これは突撃の
ホイッスルが鳴り止む時ということだろうと私は意訳したのだが。
因みに以前書いた「9.april」が、つい最近日本公開になった。そしてその邦題は
「エイプリルソルジャーズ ナチス北欧大侵略」である。
って、おい!おい!ソルジャー付ければなんでも良いってもんじゃねーよ!!

Ⅳ号戦車(改造、笑)

追記
予算が少ないからか劇中登場のドイツ軍Ⅳ号戦車(らしき)は旧ソヴィエト軍の
「2s1 122mm自走砲」を改造、でも雰囲気は出ているかな。





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4 Comments

コブライエンさん  

 本当に!ひどい邦題ですね。まだ視てないですが 、是非視たい作品ですね!
”第28歩兵師団”ってそんなにツイてない師団なんだ。
ところで、WWⅡのアメリカ陸軍で全滅した師団ってあるのかな?
日本とか玉砕とかあるけど、やっぱり無いですよね?

2016/03/10 (Thu) 21:49 | REPLY |   

軍曹亭!  

コブライエン殿

軍隊的に言うと歩兵師団で30%以上の損害を出すと一応「全滅判定」
らしいのでそれで言うと第28歩兵師団も半数近く損耗しているので
「全滅」と言う事になるんでしようかねぇ。その辺の詳しい基準がわからない
ので「全滅に近い」と言う書き方をしましたが。
その基準で言うとペリリューの第1海兵師団も「全滅」なるようですけど。
その辺の事はこれもTV映画の「ザ・パシフィック」観ていだくとして(笑)

2016/03/10 (Thu) 22:33 | EDIT | REPLY |   

一つの叡智  

物語の背景

久しぶりにこの映画を見ましたが、背景は1944年11月から開始された西部戦線でのヒュルトゲンの戦いを再現しています。

当時、この作戦の一地域を担当したアメリカ軍の28歩兵師団は、フォッセナックからカール渓谷を経由してコンマーシャイトの先、シュミットまでを占領しますが、ドイツ軍89歩兵師団と116装甲師団の反撃を受け、シュミットは放棄。コンマーシャイトで包囲されます。
包囲されたのは112歩兵連隊ですが、同連隊の救出に投入されたのが109歩兵連隊で、主人公達が所属している部隊ではないかと思われます。
理由は、映画冒頭シーンでヒュルトゲンの森での甚大な損害を受けており、小隊では主人公だけが生存している(史実でも十数名しか生存していない部隊があったり)事や、その後、カール渓谷の突破を大隊規模で行っている点などが史実と合致するかなと。

ストーリーとしては史実に沿って進められているので、最近量産されているB級戦争映画よりは、リアリティを感じさせる映画だと思いました。

2019/09/03 (Tue) 00:57 | REPLY |   

軍曹亭@越谷公方  

一つの叡智殿

古い?!記事に的確な解説ありがとうございます。
私もまた見直してみようかと。

2019/09/03 (Tue) 19:47 | EDIT | REPLY |   

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