眼下の敵(映画日記 2015.12.31)

CategoryえいがDeGoGo!
年末の30日は必ず同級生達と顔を合わせ、杯を交わす事にしている。
昨年のこの日に顔を合わせた1人が年明け早々鬼籍に入ってしまったので
今年は彼を偲んで呑んだ。
故人の思い出話に花が咲き、少し呑み過ぎてボーっとしている大晦日の朝である。

今年最後は映画日記で先ほど視聴したばかりの「眼下の敵」
(1958年日本公開、もちろん何度も観ているのだが)でこの2015年は閉幕としよう。

眼下の敵!

ロバート・ミッチャム2


クルト・ユルゲンス!

言わずと知れた「潜水艦映画に駄作なし!」(例外あり)のはしりで更に女性が
1人も出てこない「男祭り」映画でもある。商船航海長上がりの駆逐艦艦長ロバート
・ミッチャムと第1次大戦からの叩き上げUボート艦長クルト・ユルゲンスのお互いの
動きを読みながらの「頭脳戦」、作品終盤の浮上してからの砲撃戦と潜水艦戦闘の
特殊性からくる勝負が付いた後の「ノーサイド」展開など今に至る潜水艦映画の面白さ
全てが含まれていると言っても過言ではない作品。と言うか、もしかしたらこの作品を
凌駕する「潜水艦映画」はまだ世に出てきていないのではないだろうか?
【Uボート (1981年日本公開 )は眼下の敵に匹敵していると思うが】

そして米海軍が全面的に撮影に協力しているので爆雷投下シーンも今のCGとは
比べものにならない迫力の映像になっている。

爆雷投下!



今年は「色気ゼロ!」の趣味に30数年ぶりに戻って来たのでこんな「男祭り」
映画で日乗を締めるのも一興だろう。
ってな訳で数少ない「読者諸氏」のみなさま、良いお年を!!

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8 Comments

コブライエンさん  

始めに、今は亡き御友人に哀悼の意を表しつつ、翻って新年のお喜び申し上げます。
私も『眼下の敵』は、潜水艦映画最高作品だと信じています。
身内を殺られ、敵潜に対する復讐心しか無かった駆逐艦長が、殺し合いの中で人間愛(命の重さ)に目覚めてしまう皮肉。
戦いの後の虚しさと、傷の深さだけを強調する最近の作品群と違い、実際に体験してしまった年代人々が作る作品群には、戦いの後に残る希望にも必ず光を当てていますよね。
「死んだ戦友や、身内の"死"を無駄にしたくない。意味のある"命"だったんだ!」
と、ゆう思いが根底にあるのだと感じます。

2016/01/01 (Fri) 02:51 | REPLY |   

軍曹亭  

コブライエンさん

謹賀新年!ご丁寧な新年のご挨拶及びわかりやすい(私の稚拙な文章より)
作品解説ありがとうございます。
そうですね、この頃の作品は俳優、スタッフ共に何かしらの形で第2次大戦に
関わっていましたから映像技術だけじゃ表現できないリアルな部分が作品に
出ていますよね。映画とは少し離れますが「Uボート」関連の書籍として
オススメなのが「Uボートコマンダー」(ハヤカワ文庫NF)って本です。
もうお読みになっていたらすいませんが。。
今年もよろしくお願い致します。

2016/01/01 (Fri) 09:33 | EDIT | REPLY |   

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2016/01/01 (Fri) 23:48 | REPLY |   

軍曹亭  

3さん!

了解致しました。
今後ともよろしくです。。

2016/01/02 (Sat) 00:09 | REPLY |   

名無しさん@ニュース2ch  

私の部屋のHDDにはこれが入っています(時々見ます)。一番好きなシーンは、取り舵で魚雷を躱した後、水兵が同僚に「魚雷が来ることが、なぜ艦長は分かったんだ?」「だから艦長をしてるんだ」という問答。水兵と将校の絶対的な格差を見事に表していました。

2016/01/02 (Sat) 22:26 | REPLY |   

軍曹亭  

名無しさん

いらっしゃいませ&初めまして!
最初の雷撃をかわすシーンですね。
相手の次の動きを読み合う戦いはお互いの見えないと言う「潜水艦戦闘」ならではの醍醐味ですね。

2016/01/02 (Sat) 22:48 | REPLY |   

Bonzo  

雑談

この作品、映画より後に原作読んで、ちょっとショックを受けました。
ラストがちょっと、いや大分違っていて、最後に相打ちになって両方とも沈没。救命ボートにまさしく呉越同舟するまではいいのですが、乗組員同士が救命ボートの上で殴り合いをはじめるシーンでエンドとなります。
この闘いのバカバカしさ(あるいは戦争そのもののバカバカしさ)と、戦いに執着する2人の艦長(とそれに引きづりこまれる乗員たち)の愚かしさをシニカルに突き放し、物語としては秀逸なのですが、映画とのあまりの落差に呆然。

2016/01/19 (Tue) 23:49 | REPLY |   

軍曹亭!  

Bonzo殿

ダルダルなblogへようこそ!
先日はお世話になりました。今年もよろしくお願い致します。
原作は読んでいなかったので・・・
それはそれで痛烈な「戦争批判」でインパクトがあるラストですね。
やはり終戦直後の時代的に映画で原作通りのラストにするとあまりに救いが無いと言うことで ハッピーエンド?!になったのでは無いでしょうか。
逆パターンというか、スティーブン・キングの「ミスト」では原作の救いがあるエンディングを 映画のフランク・ダラボンが見事にバットエンドにしています。
時代は流れるということですかねぇ。
またの機会に呑んで色々なお話をお伺いできれば 幸いです。

2016/01/20 (Wed) 06:50 | REPLY |   

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