戦火のナージャ(映画日記 2015.09.23)

CategoryえいがDeGoGo!
戦火のナージャ1

戦火のナージャ(2010年公開)を視聴。
94年の「太陽に灼かれて」の続編になるのだが、正直言ってこれに続編があるの?
と思いつつ視聴した。案の定、トンデモ展開でしばらくは開いた口が塞がらず。
こういう持って行きかたかぁ、さすが名匠「ニキータ・ミハルコフ」!と変な意味で
感心。前作は30年代後半スターリン政権下の大粛清を背景に男女3人の愛憎劇を偽りの
陽射しの下、絶妙なトーンで描いた作品(94年アカデミー外国語映画賞受賞、カンヌ
国際映画祭グランプリ、日本でも成宮寛貴と鹿賀丈史で舞台化)
だが今回はそれがB級戦争映画(B級戦争映画というところで私の琴線には触れるのだが)
に早変わり。ミハルコフ演じるロシア革命の英雄「コトフ大佐」も実は生きていて懲罰大隊
で一兵卒として独ソ戦に参加、そしてかなりの戦闘能力の高さを見せている。
もちろん前作で手首を切った「ドミトリ」(オレグ・メンシコフ)も健在で「えー!前回の
重く美しくやるせないラストはなんだったのよ!」とツッコミを入れたくなる女性は多数で
あろう。前作では女性受けが良かったであろうストーリーからこの展開では期待して観た
女性たちの「口あんぐり」を想像するに容易い。
まぁそれはそれ、これはこれで私は元々戦争映画フリークなので細い所も含めて楽しませて
もらったのだが。
(例えば、ラッチュ・バム(ZIS-3 76.2mm野砲)の防盾の展開シーンとか。)

コトフ一等兵!


そしてこの映画のみどころは前作ではキュートな少女だった「コトフ大佐」の娘ナージャ
(ナージャ・ミハルコフ、ニキータ・ミハルコフの実の娘)がそのままスライドして
成長した姿でタイトル通り主役になっているところである。

ナージャ!

少女の頃の面影はあるものの若干残念な「ナージャ」(※個人の印象)が色々紆余曲折を
経て父親を探す話になっていてまたもや「口あんぐり」のラストへ向かっていくのである。
(ネタバレはしないが、負傷した19歳のBT(戦車)の搭乗員とのやりとりがね、ナージャ
は天使だよ、うん!うん!)
しかもこれで完結せずに次の「遥かなる勝利へ」と続くのである。
うーん!次は観なくても良いかなぁ。(機会があれば程度で)



追記
個人的に気に入ったシーンは「コトフ大佐」が収容所でみた夢のシーン
おもいっきり「スターリン」の顔、ケーキに押し付けてます!
前作へのセルフオマージュ?!( ̄▽ ̄)
スターリンにパイ攻撃!
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